
みなさん、最近“本気で怖い”ホラー小説は読んでいますか?
世の中には背筋が凍る名作から、思わず眠れなくなる新作まで、さまざまなホラーが存在します。今回はホラーマニアの私が独断と偏見で選んだ「怖すぎるホラー小説ランキングTOP10」を大公開!
古典的ゴシックホラーから、現代の超常現象系やサイコサスペンスまで、幅広い作品を取り上げていますので、「本当に怖い本」を求めているあなたには必見です。ぜひ、このランキングを参考にあなた好みの恐怖を味わってみてください。
【本を読むならKindle Unlimitedがお得!!】
本をお得に読むなら、Kindle Unlimitedがおすすめです。Kindle Unlimitedでは、200万冊以上の書籍が読み放題で、小説、ビジネス書、コミック、雑誌など、あらゆるジャンルの本をスマホやタブレットで手軽に楽しめます。さらに、新規登録者はなんと30日間無料で体験できるため、月額料金を気にせずじっくりとサービスの魅力を試すことが可能です。この機会に、豊富なラインナップと便利な読書環境を実感して、日常に知識や感動をプラスしてみませんか? |
1位:作家刑事毒島の嘲笑 中山七里 (著)
右翼系雑誌を扱う出版社が放火された。思想犯のテロと見て現場を訪れた公安の淡海は、作家兼業の刑事・毒島と出会う。犯罪者をいたぶることが趣味の彼は公安の考えも小馬鹿にし、淡海は反発。衆議院選挙が迫る中、さらに極左集団が絡む事件が勃発、ついに魔の手は候補者に向かう。テロは防げるのか? 歪んだ正義を毒舌刑事が斬る痛快ミステリー。
2位:天使の囀り 貴志 祐介 (著)

北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。
恋人で作家の高梨は、病的な死恐怖症だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように、自殺してしまう。
さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。
アマゾンで、いったい何が起きたのか?高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか?
前人未到の恐怖が、あなたを襲う。
3位:ここにひとつの□がある 梨 (著)
この■を持っていると、恐ろしいことが起きる。
フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される――。ある学校で流行っていたちょっとしたお小遣い稼ぎ。しかし、これにはある決まりがあった。カシル様への箱には、中に何も入れてはならない。中にうっかりメッセージカードを入れてしまった男子生徒の運命とは。(「カシル様専用」)
「すべてのことばをみつけてつなげよう!」 何の変哲もないクロスワードパズル。あなたはそれを解いていたはずだった。普通のパズルとは違うと気づいた瞬間には、もう元には戻れない。(「穴埋め作業」)
中に閉じ込められているものは何か。新進気鋭のホラー作家が描く、恐怖の連作短編集!
4位:近畿地方のある場所について 背筋 (著)
情報をお持ちの方はご連絡ください
近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。
5位:ぼぎわんが、来る 澤村伊智 (著)
幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。
それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。
その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?
愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。
真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。
6位:夜警ども聞こえるか 皮肉屋文庫 (著)
「なにこれ。おれも吹き込んでいいの? じゃ一個だけ、実体験あるわ――」フリマアプリで購入した一台の中古のボイスレコーダー。
そこには、九州の■■■大学での夜間自主警備、通称「夜警」を行う学生たちによって語られたと思われる、たくさんの怪談音声データが残されていた。
本書はそれらのデータと、ボイスレコーダーにまつわる一連の出来事をまとめた記録である。
この本が無事出版されることを祈ります。
7位:フェイクドキュメンタリーQ
今回の書籍は、この人行方不明のテーマのもと、チャンネル内で再生回数の多い、『封印されたフェイクドキュメンタリー』『-(basement)-BASEMENT』『フィルムインフェルノ』『Sanctuary』等をもとにしたホラー短編集。
テレビスタッフを呪った、「見たら死ぬ呪いのビデオ」の行方を新たに発掘する様子を描いたり、エレベーターで失踪した女性がカメラに向かって訴えていたことを明らかにしたりといった内容が明らかに!? 考察好きの方にとって、答え合わせの要素も含んだ短編集。
さらには、動画未公開の書下ろし作品も2作品収録。
8位:ほねがらみ 芦花公園 (著)
大学病院勤めの「私」の趣味は、怪談の収集だ。
手元に集まって来る、知人のメール、民俗学者の手記、インタビューのテープ起こし。その数々の記録に登場する、呪われた村、手足のない体、白蛇の伝説。そして――。
一見、バラバラのように思われたそれらが、徐々に一つの線でつながっていき、気づけば恐怖の沼に引きずり込まれている!
9位:冬の子 ジャック・ケッチャム (著)
『隣の家の少女』で知られるホラーの巨匠ジャック・ケッチャムは、短篇小説の名手でもあった。『オフシーズン』と『襲撃者の夜』のあいだを埋める恐怖体験を描く表題作ほか、ある箱を覗いてから食事をいっさいとらなくなった息子の姿を描く「箱」と、ハロウィンの夜に子供たちを受け入れようとする女性の物語「行方知れず」のブラム・ストーカー賞短篇賞受賞作2作を含む、日本独自編集の計19篇。現実的暴力と幻想的恐怖の果てに生まれる、静謐で哀切きわまる詩情。孤高の鬼才の精髄をご堪能あれ。
10位:火のないところに煙は 芦沢央 (著)

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。忘れたいと封印し続けていた痛ましい喪失は、まさにその土地で起こったのだ。私は迷いながらも、真実を知るために過去の体験を執筆するが……。謎と恐怖が絡み合い、驚愕の結末を更新しながら、直視できない真相へと疾走する。読み終えたとき、怪異はもはや、他人事ではない――。

ホラー本の歴史と進化
ホラー文学は、時代とともに進化しながら読者を恐怖へと誘ってきました。その歴史をざっくり振り返ってみましょう。
📜 1. 18〜19世紀:ゴシックホラーの誕生
• 代表作:メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』(1818)、ブラム・ストーカー『ドラキュラ』(1897)
• 中世ヨーロッパの城や幽霊が登場する「ゴシックホラー」が主流。
• 神秘的で陰鬱な雰囲気、怪物や吸血鬼といった超自然的な存在が描かれる。
👻 2. 20世紀前半:クトゥルフ神話と心理ホラー
• 代表作:H.P.ラヴクラフト『クトゥルフ神話』シリーズ、エドガー・アラン・ポー『黒猫』
• 人間の理性を超えた「宇宙的恐怖」や「狂気」をテーマにした作品が増加。
• 心理的に追い詰めるサスペンスホラーが登場。
🔪 3. 20世紀後半:モダンホラーの黄金期
• 代表作:スティーヴン・キング『シャイニング』(1977)、クライヴ・バーカー『ヘルバウンド・ハート』(1986)
• スプラッター(血みどろ)、スラッシャー(殺人鬼)、心霊現象など多彩な恐怖が展開。
• 日常の中に潜む恐怖を描いたホラーが人気に。
💀 4. 21世紀以降:ジャンルの細分化と新たな恐怖の形
• 代表作:ジョシュ・マラーマン『鳥箱』(2014)、澤村伊智『ぼぎわんが、来る』(2015)
• インターネットやSNSの影響で「都市伝説系ホラー」「リアリティのある心理ホラー」が増加。
• 映像化も進み、クロスメディアでの恐怖体験が可能に。
ホラー本を選ぶときのポイント
ホラー本にはさまざまな種類があり、自分に合ったものを選ぶのが重要です。以下のポイントを参考にしてください!
1. 好きなホラーのタイプを決める
• 👻 超常現象系:幽霊、呪い、悪霊など(例:スティーヴン・キング『IT』)
• 🔪 サイコ・サスペンス:殺人鬼や狂気がテーマ(例:トマス・ハリス『羊たちの沈黙』)
• 💀 クトゥルフ系:未知の恐怖や神話的存在(例:H.P.ラヴクラフト『インスマスを覆う影』)
• 🎭 和製ホラー:日本独特の怪談、妖怪、民俗的な怖さ(例:小野不由美『残穢』)
2. 怖さのレベルをチェック
• ライトホラー(少しゾクッとする程度)→『世にも奇妙な物語』的な作品
• ミディアムホラー(夜読むと少し怖い)→ 呪いやサスペンス要素が強い
• ハードホラー(ガチで怖くて眠れない)→ スプラッター、心理的に追い詰める系
3. 読みやすさ・文章の雰囲気を確認
• スティーヴン・キングのように描写が細かいものもあれば、
短編のようにサクッと読めるホラーもあるので、好みに応じて選ぼう!
ホラー小説は時代とともに変化し、さまざまなジャンルへと進化してきました。
自分の「好きな怖さの種類」を把握すれば、より楽しめる作品に出会えるはず!
これを機に、あなたにぴったりのホラー本を探してみてください!